『旅のまとめ』

19泊20日。
走行距離 2,883.4km。
平均燃費 36.3km/L。
旅の総費用 約22万円。





北海道ツーリングでは10日もすると飽きてきた感があって帰京する時もありましたが、 今回の旅は途中で全く飽きることなく、毎日ワクワクがやみませんでした。 全オフ参加や、同窓の友と再会するイベントがあったこと、テント、コテージ、ホテル泊といった 宿泊にバリエーションを加えたことも旅の面白さを倍増させたことと思います。

昔はシャイでナイーブな青年が、年を取って図々しくなったのか、平気でその場に居合わせた人にも 声をかけられることが出来るようになったことも旅の味付けを濃くしてくれたものと思います。

そしてスマホの威力です。 ナビにはじまり、音楽、天気予報、宿やフェリーの予約、チケット購入、買い物の決済が スマホで可能なことで現金を余り持たなくて済み、昔と比べてソロライダーにとって非常に便利でした。

道路は整備され、宿は簡単に手配でき、コンビニはいたるところにあり、ガソリン給油も困らず。 旅=冒険という要素は大分失われましたが、安全、快適、便利なツーリングが可能な日本になりました。
スクーターでキャンプ・ツーリングというのも、全く問題なし、かえって快適に移動が出来る スクーターこそがツアラーなんじゃないかと思えました。



『スズキ・バーグマン200』
このスクーターの荷物の積載性は天下一品。広大なリアシートに巨大なシートバックを搭載しても 運転に全く支障しないばかりか寄りかかれることで疲労軽減が出来る。 また、大きく3つのライディングポジションが取れることで尻や腰への影響を緩和できる。
軽量、ハイパワー(19馬力だが)、出来の良いシートと自由なポジション、 低燃費と足つき性、女乗り可能な乗降のしやすさ、クールなスタイル。高速乗れて維持費も安い。
これ以上のツアラーってある?って感じ


『AU iPhone』
どこかの山で山屋が話していたが、AUの電波は山間部では弱いらしい。
中継所のアンテナの方向が下向きに設置されていて山頂方向は手薄になっているらしく、 少しでも高度が上がると途端に圏外になってしまう。その点、ドコモが優位らしい。


『坂本龍馬』
雨天足止めされた四万十のビジネスホテルで読んだ坂本龍馬の漫画で、"無知は罪だ"と強烈に感じました。 ほとんど素通りしてきた日本の歴史。先人たちの偉業に今更ながら敬服しました。
四万十では結局6巻(5巻目欠品)までしか読めず、帰郷して古本をアマゾンで取り寄せました。 現在3クール目です。

『お〜い!龍馬』 武田鉄矢:原作
アマゾンで4,000円



『海用サンダル』

キャンプと観光の両方に使用できると思って海用サンダルを持って行きました。
通気性、軽量、省スペースで当然水没OKです。 かかとがあるタイプなので小石や砂利を挟むことなくキャンプサンダルとして優秀。 徳島の大塚国際美術館観光で1日行動しても問題なし。 靴底が壊れるかなと心配も杞憂。砂利道で足裏は痛い。


『焚火』

直火禁止のキャンプ場が大半、後片付けが容易なので焚火台を持参。 キャンプの醍醐味が増えました。火遊びはいくつになっても面白い。


『地図』
定番の地区別ツーリングマップルの文字が小さくて判読困難になってしまったことから、 拡大表示可能な電子版を8インチタブレットに収めてみました。
自宅で全てダウンロードすれば出先でネット環境無しで利用可能。 だた閲覧性と書き込み可能な点で製本版の方がやはり良い。

『しまなみ海道』
自転車の聖地と呼ばれ、景色の美しさに加え橋自体もとてもスタイリッシュで美しい。
橋の下に鉄道が無いことから横から見た橋がシャープな印象がします。
通行料金は、ETC利用で大幅な割引があります。
橋の部分は2車線、他は1車線の相互通行の自動車専用道路。 のんびり景色を楽しみながら流していると地元車に煽られます。
快晴無風だと解放感と爽快感が最大値です。


『長距離フェリー』

四国・徳島からの帰りに長距離フェリーを利用。 ツーリング先から自走して帰る方が達成感はあるが、フェリーでまったり帰るのも新鮮。 気持ちに余裕が生まれるし、爽快。

次世代型と評された長距離フェリーのバイク固定装置が、 駅前駐輪場にあるような前輪だけ留める方式の装置で 非常に戸惑った。

次世代型長距離フェリーのバイク乗船教室











6月5日 目次