5月19日(日)
第3回全オフが終わり、昼食も終わってソロになりました。
食べた『浜松餃子』は、1個の餃子の具がちょっとだけで数を食べないと食べた気がしないモノでした。
ロープライス、ローカロリーでいい経験でした。
今日中に伊勢神宮参拝を終える計画をしていたので、愛知県渥美半島伊良湖岬に急ぎます。
伊良湖岬から三重県鳥羽にフェリーで渡るという最短距離ですが、
岬までの道が地元の車がのんびりしていてなかなか進みません。
やっと乗船して、約60分の船旅(バイク+人=\3,600)をのんびりした気持ちで船窓から海を見ていました。
やっぱ千葉と違って海が青い。
■リンク:伊勢湾フェリー
もう、この時点で今日中の伊勢参拝はあきらめました。
これでいいんです。予定なんて、有って無いですから。
上陸後、さっそく今日のキャンプ場を探そうと「シリ」に聞くと、数件の候補を挙げてきました。
いやぁ〜世の中便利になりました。ホント。
で、早速良さげなキャンプ場に電話してみると、出ない。
「次ッ!」と次点のキャンプ場に電話してみると、
「今日はやってないのよ〜(笑」
「ああそうですか(はぁ?いるのに受け入れないって、山小屋なら切腹もんだぞ!)。」
嘆いていても仕方がないので、進行方向逆の町はずれのオートキャンプ場にアポなしで行くことにしました。
「いなきゃ無断でキャンプしたろ。」と、黒い自分が囁きます。
ただ、オートキャンプ場は、全国的にソロライダーには利用しづらく、料金がテントひと張り4,5千円もします。
キャンプはソロよりファミリーの時代です。この先こんな調子なんかと思いながら、漁村の中の防波堤?の上を
こわごわ進むとありました。オートキャンプ場が。
【大淀ふれあいキャンプ場】
松林の中にあるキャンプ場。
コテージ利用を目的としている様子。
フリーサイトは特になし。コテージの間に設営可。
地域猫を餌付けしている。
到着して、管理棟に立ち寄ると無人。
駐車場にはサーファーらしきグループが。
看板に不在時に電話しろとあるので、電話すると小屋裏で作業中だったようですぐに管理人が来てくれました。
私「あ、ども。今晩1泊キャンプ、いいですか?」
管理人「ひとりだよ?あのグループ帰るから」
私「ええ、全然OKです」
管理人「じゃあ、テント持ち込みとバイクで1,700円ね」
管理人「好きなところで適当にやっていいから。シャワーとトイレの電気はつけとくよ」
私「はぁ〜い。お世話になりますー」
けっこういいところです。
広めの空き地にベンチがあり、そのそばに設営。
地面は土だが松の葉が絨毯になっていました。
炊事場には薪が置いてありました。自由に使っていいのでしょう。
薪に値札シールがありました。どこかのホームセンターの端材でしょうか。
アニメ『ゆるキャン△』の知恵で、『松ぼっくりは良く燃える』とあったので
足元の松ぼっくりを着火剤にして、ふんだんにある薪をどんどん燃やします。
ほんとに松ぼっくりは良く燃えます。
用意していた着火剤の数倍威力があり、これも用意していた炭も苦労なく燃えました。
■注釈『松ぼっくり』・・・"松ぼっくり"の"ぼっくり"って何?
って思ってググってみると『松陰嚢』と書くらしい。下ネタかーい!
ひととおり薪を無駄に燃やし飽きて寝に入ると、表でガサゴソ音がします。
直感的に猫だと思い、テントのジッパーを開けると4本脚が逃げ去るのが見えました。
テントタープ内に置いたゴミ袋を見ると見事に穴が開いてました。
LEDライトで遠くを照らすと、数匹の猫の目が一斉にこちらを見るのが分かります。
最低5匹はいそうです。
さらに遠くの方からこちらに向かってくる目もハッキリわかります。
完全に囲まれました。
どうしたものかと自問自答しながらしばらく様子を見ていると、平然とすぐ横を猫が通り過ぎます。
問題は、猫がテントにツメで穴を開けないか?ということです。
「ア〜やっぱエアガン持って来るべきだったなぁ」と正直思いました。
(※この件、縁側で非難されましたので今後もしません)
食料ごみが入った袋を少し離れた松の木の上の方にくくりつけて、テントに入って
しばらく聞き耳をたてて待機していましたが、その後の猫アタックはありませんでした。
最初に
5月20日
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