某スズキ販売店のインプレ
★バーグマン200の気になる体感を、お伝えいたします!★
●車体の軽さ
明らかに、250CCスクーターの取り回しより軽く、車庫入れの時など出し入れがラクチン
またある程度左右に車体を傾けても、軽いのでヨロめかない。シートの低さも影響してる
と思われます!勿論センタースタンドも軽くかけられます。
重量のある250CCスクーターでは苦手なUターンもこの子は気軽にいけます。

●メットインスペース
写真の通り、A3サイズの厚みのあるビジネスバックがスッポリ収納。
勿論、ヘルメットが2個収納でき、前方の隙間にはコンパクトなレインウェアーが
入りそうですね。やはり大は小を兼ねますね。

●エンジンフィーリング
エンジン始動すると、スクーターにしてはスポーティーなエンジン音が響きわたる
スロットルをひねると、軽やかにタコメーターは8000回転まで吹け上がる♪
これは久しぶりにスクーターにしてはパンチのあるエンジンかな・・・

さていざ試乗へ
アクセルをひねるとエンジンは一気に6000回転まで上がり、クラッチミート!!!
「ブーーン」とワイルドなエンジン音とともに軽々とした出足!
アクセルは全開のままで、更にエンジンは7000回転以上にあがり更に加速!
スタートダッシュであっという間に車をバックミラーの後方に追いやり
さらに二段加速をして更にエンジンは回る!この感覚が懐かしく、気持ちいい!!!
排ガス等の規制で体感的なトルク・パワー感が薄れてきた最近のスクーターですが
この子は別物。SUZUKIの「やる気」が感じられる!!!

高回時でのレスポンスがかなり鋭く、このエンジンの美味しいところ!楽しい♪
走行中にスクーターであることを忘れる程、軽快に何度も車線変更をしてしまいました。
まさにバーグマン200の車体からくるジェントルなイメージを、
いい意味で裏切ってくれました。
ちなみにブレーキの効き、タッチ、フィーリングも良く、止まりたいところで止まれる。
フロントサスのストローク感、 リヤサスの突き上げ感も無く、低速時・高速時ともに
快適な乗り味
これは乗る価値大有りです。


AA ●高速走行
車体の軽量さ故、高速での安定感が気がかりでしたが、高速に乗るチャンスも
ありましたので、お伝えします。
相変わらずエンジンは勢いよく回り、直ぐに法定速度に到達!

エンジンはまだまだ余裕があり、200CCである事を忘れてしまいます。
想定外だったのが巡航走行でのエンジン振動の少なさ、高回転エンジン特有の
微振動によって高速走行は苦手かと思いきや、返って振動が減っている?
バーグマン200に失礼ですが思いの他快適なクルージングができました。

防風効果は通常の250CCスクーターと同じレベルで風の巻き込みも少なく安心感あり。
また高速の合流でのコーナーリングでも車体が跳ねること無く、問題の無いレベル。
高速コーナーは若干フロント加重にした方が、カチッとと曲がります。

★総評
バーグマン200は、250CCスクーターのスモール版のイメージが強いですが
走りはスポーティな味付けを楽しめる元気なエンジンが最大のセールスポイント!!
街乗りが最高に楽しい!「スクーターってこんなに楽しかった?」と思わせる一台です。

思わずコーナーでひざが出てしまう、そんなスクーターです。
使い方としては、普段は、キビキビと通勤や街乗りをメインに使用して、
月に数回高速ツーリングに使用したい方にオススメです。タンデムもシート座面が広く
タンデム用のグリップもしっかりしていますので、快適な部類です。

この新型スクーターを、一言で言うならば、「羊の皮を被った狼」
それがバーグマン200
利便性・快適性・アグレッシブな走りを高次元でバランスさせた
SUZUKI渾身の新型スクーターです。

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